気分はだぼだぼソース (新潮文庫 し 25-15)

著者 :
  • 新潮社 (1995年6月1日発売)
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感想 : 14
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「椎名誠」のエッセイ『気分はだぼだぼソース』を読みました。

「椎名誠」作品は、7月に読んだ旅行記『熱風大陸―ダーウィンの海をめざして』以来ですね。

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世の中、不思議なことは沢山あるもんである。
なぜ電卓付きの腕時計というものが存在するのか。
ラブホテルはどうしてあんなカタチをしているのか。
公衆便所の鏡はなぜステンレスなのか。
日本の結婚式がかくも異様なのはなぜなのか。
誰もが一度は感じる素朴なギモン。
しかし「椎名誠」の観察眼はそれを怒りに変えるのであった。
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「椎名誠」の初期のスーパーエッセイ。

30年くらい前の作品なので背景が古いのですが、、、
当時、10代だった私にとっては、とても懐かしく読めましたね。

「椎名誠」が、当時の世相を大胆に、そしてユーモラスに斬りまくってます。

でも、その主張が妙なくらい「うんうん、そーだよなぁ…」と共感できちゃうんですよね。

特に「ウォークマン」と「日本の異様な結婚式について」については、うんうん度が高かったですねぇ。

初期の「椎名誠」作品は、共感できるという意味で、なかなか良いことを発見できた一冊でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: <読む>エッセイ/コラム/旅行記/私小説
感想投稿日 : 2022年4月7日
読了日 : 2009年8月31日
本棚登録日 : 2022年3月11日

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