チリンのすず (フレーベルのえほん 27)

  • フレーベル館 (1978年1月1日発売)
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本棚登録 : 469
感想 : 55
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寝る前に息子と絵本を読みました。

家族で高知に旅行した際に「アンパンマンミュージアム」で購入した、『チリンのすず』です。


「アンパンマン」の大ヒットで有名な"やなせたかし"さんの初期の作品です。

狼の"ウォー"に母親を殺された子ひつじの"チリン"は、ある日"ウォー"を訪ね「ぼくもあなたのような つよいおおかみになりたい。ぼくをあなたのでしにしてください。」と頼みます。
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"チリン"は"ウォー"の厳しい訓練に耐え、強い獣となり二匹で山々を暴れまわりますが、、、
 或る夜、"チリン"は"ウォー"を裏切り、仇討ちを果たします。

母親の復讐とはいえ、、、
親子同然に暮らしてきた"ウォー"を殺したことで、"チリン"の悲しみは、より一層深くなる… という、なんだか辛く悲しい物語です。

暴力(武力)に対し、暴力(武力)で返しても何も得るものはないんだ… ということを、少しでも息子が感じてくれるとイイですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: <読む>絵本
感想投稿日 : 2022年3月19日
読了日 : 2007年5月19日
本棚登録日 : 2022年3月19日

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