事件の真相解明に向けて着実に進んでいる、無事解決できたならば昇進もあるかもしれないと思うフレンチが正直でいい。
犯人を捕まえるために罠を仕掛けるフレンチ、果たして上手くいくのか?
意外な展開もあり、最後まで面白く読めた。
ただ、終盤、上司の主席警部の指示で取り組んだ捜査で突破口を掴むのだが、上司がそんな繋がりを見抜いたとは、少しうまく出来過ぎているように思われるところが、やや不満。
本書で巻末には、解説代わりに識者4人のクロフツ談が掲出されているが、クロフツはあまり語られることがないので、とても貴重。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年4月5日
- 読了日 : 2022年10月10日
- 本棚登録日 : 2022年10月12日
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