1945年8月6日のあさ、8時15分にピカアアアアアッと光ったものが、わたしたちの持ち主の時を止めました。のこされた「もの」たちはカタリベとなり、伝えれなかった言葉や問いの答えをさがしています──。
アメリカ生まれ・アメリカ育ちの著者が、日本語を学んでゆく中で「ピカドン」という言葉に出会った。それがきっかけとなり、広島の平和記念資料館の展示物から声なき声を通訳したのが本作である。日本人である私より原爆の恐ろしさを真摯に受け止め皆に伝えようとする著者、何もしていない自分が恥ずかしい。大人子ども問わず読むべき。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
NDC1〜3類(小学5〜6年生向け)
- 感想投稿日 : 2014年8月22日
- 読了日 : 2013年5月19日
- 本棚登録日 : 2014年8月22日
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