1990年コールデコット賞受賞作品。中国版赤ずきんのお話。遠くに住むおばあさんに会うため、お母さんは3人の娘を残して出かけていきました。鍵をしっかりかけておくんだよ、と言って。それを見ていたオオカミが、おばあさんのふりをして、3人娘のところにやってきました。うまいこと家に入れてもらったオオカミは、暗い家の中で娘たちを食べようとします……。
絵があまりにこわくて、星1つにしました。オオカミもこわいけど、娘たちの絵もこわい……。特にオオカミをやっつけたあとにその顔は……オオカミよりもこわいと思ってしまった。
赤ずきんと書いてあったけれど、鍵をかけた家にやってきて、入れておくれと言うのは『7匹の子やぎ』のよう。おとぎ話の3人兄弟といえば、たいてい一番下がかしこいものだけれど、この作品では年長者が一番かしこい。なぜだろう?中国系の作品ということも関係しているのだろうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
洋書(絵本)
- 感想投稿日 : 2021年10月9日
- 読了日 : 2021年10月9日
- 本棚登録日 : 2021年10月9日
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