日本の8世紀は、中国を範とした律令制を、日本の実態に適うように試行錯誤した、日本型律令国家の建設期である。この間の歴史は平坦ではなく、遷都が繰り返され、変や乱も相次いだ。木簡や文献史料、発掘の成果等により、天武天皇が飛鳥に都を造営してから、桓武天皇が平安京へと都を遷すまで、平城京の時代を中心に、古代国家百年の歩みをたどる。
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2015年5月8日
- 読了日 : 2015年4月17日
- 本棚登録日 : 2015年4月17日
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