胡桃沢耕史『天山を越えて 冒険小説クラシックス』光文社文庫。
胡桃沢耕史の大傑作冒険小説。第36回日本推理作家協会賞長編部門受賞作。既読であるが、復刊されたので再読。時空をも超越した壮大な物語は非常に面白い。
71歳の仕立職人・衛藤良丸が語る戦時中のシルクロードで経験した特別な任務とは……過去に自らの経験を題材にした『東干』という小説を描いた衛藤良丸が、突然、烏魯木斉に向けて旅立つ。昭和8年の灼熱の砂漠と厳しい雪山を越えて衛藤は日本国軍からの命令で1人の美しき花嫁を護衛することに。
これは、冒険小説クラシックス第1弾の生島治郎の『黄土の奔流』も読むべきか。
本体価格880円
★★★★★
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本
- 感想投稿日 : 2020年3月31日
- 読了日 : 2020年3月31日
- 本棚登録日 : 2020年3月29日
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