p.108
とっさに使う回路の初期設定が男女で違うのである。
何かことが起こったとき、男性の多くは「遠くを見る」と「問題点を指摘する」を選び、女性の多くは「近くを見る」と「共感する」を選ぶ。
なぜなら、動物は、脳が不安や危険などのストレスを感じた時、数ある脳神経回路の中から、「生存可能性を上げる」ものをとっさに使うように初期設定されているからだ。
p.109
ストレスの解消法も真逆。
女性はおしゃべり。
男性は沈黙。
p.147
この世には、「抽象化」を面白がる脳と、「具象化」を面白がる脳があるようである。
真実が1つの方が気持ちいいという脳と、彩やバリエーションがあった方が嬉しいという脳と。
p.186
しあわせになる。この機能が人間だけにある限り、あらゆる知性で人工知能が人類を超えても、人類の存在意義は揺るがない。AIは、どんなに「頭」がよくてもしょせん、道具にしかすぎない。
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- 感想投稿日 : 2021年11月23日
- 読了日 : 2021年11月23日
- 本棚登録日 : 2021年11月23日
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