競馬ファンの自分には面白い話でした。
競馬には騎手、馬主、調教師、蹄鉄師などいろんな人の想いが込められていることがよくわかる作品でした。
1レース、1頭にかける想いというのがとてもよく伝わってくる描写が多く、競馬の競争だけではない新たな一面を見ることができたと思います。
自分の夢が破れたとしても自分の想いを誰かに託すことや違う方法でアプローチする方法で自分の夢をみんなの夢として実現を目指す。そんな姿勢が主人公をはじめとして多くの登場人物に見られました。
個人的にはこの作品のモデルとなったステイゴールドやモデルになって描かれている(自分はそう読み取った)オルフェーヴルやゴールドシップの走りに心を動かされた経験があるので、そこも著者である馳さんと好きなタイプが似てるなぁと思いながら読んでいました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年12月10日
- 読了日 : 2021年12月10日
- 本棚登録日 : 2021年12月8日
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