虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2020年4月8日発売)
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感想 : 10
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「人の温かさ」に尽きた。
健常者も知的障がい者も隔たりなく生きる事の出来る社会の縮図が、人と人との繋がり、温かさがチョークを介して紡いで行ったその来たし方を知ることが出来た。
「人の幸せ」はどんな事なのか。当たり前だからこそ考えた事がなかったものも教えてもくれた。働くこと、人の役に立つこと。これはただ金銭の為ではなく、必要とされ、褒められ、愛されることで人は幸せを感じることである。これは僕自身共感し、嬉しかった言葉だった。
今、大学で保育・教育を学んでいる。講義の中でも障がいに焦点を当てたものが何度もあった。自分では分かっている問題であっても、この本は改めてその大切さ、人の尊さを感じる事が出来た。
出来るできないがあるのは当たり前のこと。だからこそ出来ないではなく、どうやれば出来るのかを考えていくこと。この考えをずっと持ちながら色んなことに挑戦していこうと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年3月4日
読了日 : 2022年3月4日
本棚登録日 : 2022年3月4日

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