コーポレートガバナンス・コードの読み方・考え方

  • 商事法務 (2015年7月17日発売)
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コーポレートガバナンスコードがまもなく改訂されるということもあり、初代制定時の理解を深めるために読んだ。CGコードの概要について、包括的に学べる内容となっている。ただ2021年に読んだ今、内容は少し陳腐化している。

この原則に則って会社の体制を整備すればかなり充実したガバナンス体制を備えた会社なっていくと思うが、今の日本では中々難しいことも多いと考える。
また、優秀な経営層の不足は、憂慮すべき事項だ。今度じっくり、我が社の現状でも分析しよう。

その他メモは下記の通り。
・プリンシプルベース・アプローチ、すなわち原則主義であり、必ずしも遵守しなければならないわけではない
・項目によっては、コンプライオアエクスプレインが、求められる(遵守せよ、さもなければ、説明せよ)
・資生堂、サントリーインターナショナル食品がよく引用されている、この2社は客観的に見ても優れたガバナンス体制を備えているのでは??

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ガバナンス
感想投稿日 : 2021年5月5日
読了日 : 2021年5月5日
本棚登録日 : 2021年5月5日

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