生きるぼくら

著者 :
  • 徳間書店 (2012年9月13日発売)
3.98
  • (253)
  • (337)
  • (204)
  • (24)
  • (6)
本棚登録 : 1908
感想 : 334
5

原田マハさん『生きるぼくら』

本の表紙を見ると、田んぼの中から
素敵な笑顔の女の子と手を振る男の子がこちらを見ている

『あれ?読者に向けて手を振ってるのかな?』と思ったら、裏表紙に木陰で休んでいるおばあちゃんがいたっ!笑

おばあちゃんに向けた2人の笑顔、
んー、良い!とっても可愛い!

2人はマーサおばあちゃんのお孫さん。
2人とも心に深い傷を負い家に引きこもっていたが、ある年賀状をきっかけにおばあちゃんの家で出会う。そして壊れてしまったおばあちゃんの代わりに昔ながらの特別な方法で米作りに挑戦する。

おばあちゃんは言う。
『お米の一生は、なんだか、人の一生に似ているのよ。』

春から秋にかけての米作りの季節
若い2人がぐんぐん成長する姿が、小さな籾が成長し金色の稲が沢山のお米を実らせてキラキラと風になびく景色と重なる。
感動が山盛りいっぱいにつまった作品。

日本のソウルフードお米、おにぎりの
素晴らしさを再確認できたっ!

読後、自分もぐんぐんとはいかなくても、
1ミリでも2ミリでも成長していきたいなと思う
お話でした(〃ω〃)

ひろ、aoi-soraちゃんのおすすめ本。
本当に良いお話だったよ
ありがとう‼︎

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年7月25日
読了日 : 2022年7月24日
本棚登録日 : 2022年7月24日

みんなの感想をみる

コメント 7件

ひろさんのコメント
2022/07/25

まつ、お疲れさま(*´˘`*)
単行本の表紙もいいね♪裏におばあちゃんがいるんだ~♪
あぁ、おにぎりが食べたくなっちゃった♡
素敵な感想をありがとう!!

松子さんのコメント
2022/07/25

ひろ、お疲れ様(^^)
表紙! そうなのそうなの!
図書館で借りたんだけど、おにぎりの表紙が来ると思ってたら、人生くん達の表紙だった!
ほんとおにぎり食べたくなるねぇ
うーん…、いまは昆布の気分♪

まーさおばあちゃんも、人生くんも、みーんな、
キラキラして眩しかったよ
本当に良いお話だった!ひろ、ありがとう♡

aoi-soraさんのコメント
2022/07/28

まっちゃ〜ん!
良いお話だったでしょ(≧▽≦)
“感動が山盛りいっぱい”
って、うんうん。
そうなのよ。
まっちゃん良いこと言うなぁ^_^

私の本は文庫だから、カバーは、作中に出てきた東山魁夷さんの池と白馬の絵だよ。
単行本のも素敵♪

aoi-soraさんのコメント
2022/07/28

米作りの様子もしっかり描かれていて、興味深かったな。

今日の夕飯、うどんを支度してるんだけど、ご飯が食べたくなった〜!!

松子さんのコメント
2022/07/28

あおちゃん、おつかれー!
ほんとーーーに、良いお話だったよぉ
東山魁夷さんの表紙も素敵だねぇ♡
そうそう、感想に書こうか悩んで書かなかったんだけど、
みしゃか池の場面凄かったねっ!
あそこの場面だけ突然文章の色が変わったというか、自然の香りまでこちらに届くような文章に感動したよぉ!
そして大好きな東山魁夷作品の描写、素晴らしかったなぁ(*´꒳`*)
いつか絶対にみしゃか池に行こうって思ったよ
あおちゃんとひろのおすすめ、本当に感動が詰まった作品ばかりだよ
いつもありがとう(^^)

晩御飯のゆくえ気になるぅ〜(>_<)

aoi-soraさんのコメント
2022/07/28

御射鹿池の描写は、本当にすごいね。
神聖な場所にいる空気感に変わるというか…
私、この本読むまで、東山魁夷の事もよく知らなかったの。
まぁ聞いた事ある、くらいで(^_^;)
けど、これ読んだあと調べて、この場所は絶対に行こうと思ったよ!
長野の美術館にも、作品があることを知り、興奮。
(わたし地元は長野県(^_^;))

☆夕飯は、冷やしうどん☆

松子さんのコメント
2022/07/28

御射鹿池の場面の事を話せて嬉しい!
うんうん、この池も美術館も行ってみたいよね!

あおちゃん、長野出身なんだね
じゃあ、帰省したら、どちらも行けるかもだね

ふふ、うちも、明日は冷やしうどんにしよっかなぁ
(^^)

ツイートする