え、そこで終わるの??と、思わなくもありませんが、虐げられつづけ、漠然と「普通」に生きたいと願っていて、運命に流されるように皇帝選に参加した主人公が、最終的に自分の意思で自分の欲しい未来を掴むために、再度の皇帝選参加を決める、という結末は、綺麗だったと思います。
「もうひとりで生きていける。そうなれるように育てた」という、保護者たちの言葉が頼もしい。
個人的に、天気予報聖女マリアンヌさんが好きです。あの人の予知能力、直接の戦闘に役立てるのは難しくても、戦略的には滅茶苦茶便利だと思います。ちょっとエキセントリックで強気な努力家。とても良いキャラクターでした。
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- 感想投稿日 : 2022年3月4日
- 読了日 : 2022年3月4日
- 本棚登録日 : 2022年3月4日
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