北海道を味わう-四季折々の「食の王国」 (中公新書, 2690)

著者 :
  • 中央公論新社 (2022年3月22日発売)
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感想 : 16
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北海道の食、特にサケ料理に興味が出たため読んだ。

私は北海道の漁師町出身のため、あら汁を飲む機会が多かった。そのため、あら汁には思い入れがある。
しかし、道外民からはあら汁を出すのは無礼だと思われることをこの本のお陰で知った。
確かに、あらは捨てられる部位だ。
だが、北海道内ではあら汁は客人をもてなすためにあら汁が出される。なんなら、私はあら汁を出されることを無礼だと思ったことがない。
食文化において認識が異なることを知れて良かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 評論
感想投稿日 : 2022年6月30日
読了日 : 2022年6月30日
本棚登録日 : 2022年6月30日

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