"料理もまたその手順の一つ一つが科学的に研究されるべきであり、決して成り行きまかせの人生の一コマなどと見なされてはならない。"
冒頭からいきなり暑苦しい。にも関わらず、実際のレシピでは "精いっぱい工夫して、ひたすら巻きあげる"(オムレツ)などアバウトな表現が見られるし、果物をもいでくるところから料理が始まるわんぱくなものもあるし、 "お茶の時間のためのポケットブックス(みんなの大好物)" なんていうお茶目な名前の料理も。
とにかく全体的に突っ込みどころ満載の最高に面白い料理読本。小泉八雲の新たな一面と出会える。
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- 感想投稿日 : 2019年1月8日
- 読了日 : 2019年1月8日
- 本棚登録日 : 2019年1月8日
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