外資系オタク秘書 ハセガワノブコの華麗なる日常 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社 (2015年6月12日発売)
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本棚登録 : 178
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バイオレンスな作風の多い祥伝社と思えない♪外資系銀行の秘書だけど、レアでコアなアニオタな帰国子女で腐女子なノブコのお仕事小説。仕事とオタクライフを見事に切り替えながら、オタクである自分を優先する、彼ができてもそれは変わらず(笑)オタクとしては共感より同感ポイントが多い楽しい小説でした。話の中の、いたって個人的な欲求、嫉妬から、彼女の仕事やキャリアや立場に泥を塗るパワハラ、ノブコの悔し涙にはものすごく共感。そこはさすが外資系、日本企業のように被害者を悪者にしない、調査対応をするリベラルなところ羨ましい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック ドラマ
感想投稿日 : 2019年12月18日
読了日 : 2019年12月12日
本棚登録日 : 2019年12月18日

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