ほんとうに大好きな映画です。
全体に流れる暖かな空気は、きつい現実を覆い隠してはくれないけれど、泣きたいときほどくだらないユーモアと、叫び出しそうな時ほど口角をくいっとあげる事が必要だという事を教えてくれます。
「同じ傷を持った人同士しか解りあえない」
とはよく言われる言葉ですが、傷を負ってない人間なんていないのだから、『解りあえる』ことは出来なくても、その傷を認めあい、慈しみあうことはできるのかもしれない、とこれまたよく言われることを思いました。
押し付けがましくなりそうな素材を軽やかに爽やかに描いているのも良いです。
ま、でも出だしはウンコネタなのですが(笑)
主人公のボーイフレンドのネイサンは朗らかで優しくて、人の気持ちを分かろうとしていて、ちゃんと人を愛していて、ああ、こんな人になりたいなと思いました。...遠いな!自分!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
洋画
- 感想投稿日 : 2018年7月2日
- 読了日 : 2018年7月2日
- 本棚登録日 : 2018年7月2日
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