彩雲国秘抄 骸骨を乞う (下) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2016年2月25日発売)
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本棚登録 : 471
感想 : 30
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秘話について
随分と秀麗ちゃんが好きだったので、
娘さんはどうなるのだろうと、ちょうど登場人物のような期待を勝手に抱いていました。
読み終わった感想としては、一人の人間としての娘さんがとても好きになりました。
骸骨を乞うをハードカバーで読んだときは、旺季側がすごく好きになって、側近組がなんか相対的にどうなんだろうとちょっと思ってしまったものですが。。。
秘話を読んでもう泣けて仕方なかったです。
側近組がもう本当にさいごまで、良かった。

娘さんが好きになった?相手も救われそうな兆しもあることを含め、あー作者さんはこの物語や人物たちをとても愛しているのだなあと感じました。
娘さんが、秀麗ちゃんとぜんぜんちがうのに、秀麗ちゃんにとってもそっくり(たぶん王にもそっくり)でとっても好きです。藍の息子も非常に良い性格をしていると思います。

実は、作者さんの別の作品を(時間がなく)なかなか読めなかったのですが、あまりにも彩雲国物語のまま綺麗に終わったので、手をつけられそうな気がします。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2016年3月8日
読了日 : 2016年3月8日
本棚登録日 : 2016年3月8日

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