黒い看護婦―福岡四人組保険金連続殺人 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2007年5月29日発売)
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本棚登録 : 445
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ノンフィクションだけど、怖い。犯人の看護婦は「先生」と呼ばれる架空の人物を登場させ、その人の言葉を使って周りの人をだまし、呪縛していく。
人脈詐欺は発覚しづらく、だまされやすいんだよね。それは、権力の本質をちゃんと確認する前に、訳も分からず服従してしまう自分の弱さ、あいまいさが原因なんだろうなって思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2017年9月3日
読了日 : 2016年11月29日
本棚登録日 : 2016年11月29日

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