水を縫う (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2023年5月19日発売)
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本棚登録 : 3132
感想 : 198
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ブグログのフォロワーさんの
感想を読んだことがきっかけで
初めて寺地はるなさんの本を読んだ♪
表紙の青色と水を縫うの題名も良き♪

昨年からずーーーっと仕事に追われている感じが続いていて、本の活字がなかなか頭に入らなかった(T ^ T) 

でも休みの日にテレビも音楽も消して
やっとやっと本を開いた

最初は 
読みにくいかな?誰のこと?
戸惑いながら読んでいくうちに引き込まれて
1時間ちょいで読了

一人ひとりの目線で物語が進んでいく

離婚した父親に
ウェディングドレスの製作を頼みに行き、
あらゆる生地を纏わせて出来上がっていく場面と
名前の由来が語られる場面は、
何度も読み返したがとても良い、好きな場面♪( ´▽`)

「普通」って何だろう?  

「ジェンダー規範」
「無意識の偏見:アンコンシャスバイアス」
に捉われている日常、この社会に気づきをくれる作品だと感じた

優しくてまた読み返したくなる

次も寺地はるなさんの本を探して読んでみようかな


読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年4月30日
読了日 : 2024年4月30日
本棚登録日 : 2024年4月30日

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