【浄天眼】物や人に触れると、それが持つ記憶や想い、思考が見えてしまう異能を持つ、戯作者・魚目亭燕石。
浅草の人気芝居小屋の跡取り息子の由之助。
二人が捜査の行き詰まった事件の解決に引っ張り出され?!しつつ、話は由之助が大切に思う家族の過去の秘密を明かして行く辺りにグイと惹き込まれていきました。
燕石と女中千代との関係も何やら気になるところで下巻へと続いて行きます。
時代背景が江戸から明治に移ったばかりのレトロな雰囲気の中、街の様子や衣装、江戸言葉なんかも粋で、情景が鮮やかに伝わってくる。テンポのいいお話でした
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
異能小説
- 感想投稿日 : 2020年9月22日
- 読了日 : 2020年8月3日
- 本棚登録日 : 2020年9月22日
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