新装版 竜馬がゆく (4) (文春文庫) (文春文庫 し 1-70)

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  • 文藝春秋 (1998年9月10日発売)
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感想 : 286
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竜馬が、さな子、お田鶴さま、おりょうのお三方ときれいに均等に絡んでいて笑ってしまった。
これも徳の一つ、とかいったら怒られるか。

文久三年。
「まだ時機じゃない」が一貫した竜馬の言い分で、確かにそのとおりなんだけど。
土佐勤王党も、天誅組も、馬関戦争も、ぜんぶ今につながる大切な歴史。
無駄なことなんて一つもない。
半平太の切腹に、しみじみそんなことを思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史・時代
感想投稿日 : 2023年11月9日
読了日 : 2023年11月9日
本棚登録日 : 2023年10月24日

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