欧米の作品と比べてしまうとストーリーの組み立てや細部に雑なところが目立つが、クライマックスの活劇場面の盛り上がりでそんな難点を一気に拭いさってしまう力技に感服。事件の真相が二十年後に明らかにされるが、最後のエピソードにまとめて説明するのでなく、終盤の話の展開に少しずつ絡めていくやり方も上手くいっている。
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- 感想投稿日 : 2020年10月13日
- 読了日 : 2020年10月13日
- 本棚登録日 : 2020年10月13日
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