世界中で迷子になって

著者 :
  • 小学館 (2013年4月16日発売)
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旅とモノ(道具類)のエッセイ

海外が舞台の作品を読んでも同一の風景としか思えず、「世界」とは身の回りの景色のみ。日本地図もちゃんと書けない(四国が抜けてる)状態から、次々海外へ旅をするまでに。
旅先でのトイレ問題(長距離バスでのトイレ我慢エピソードで、米原万里さんのエッセイで読んだ「日本人旅行客はトイレが近い問題」を思い出し、異国の地で作られた酒はその土地で飲んでこそ美味い、という言葉に「ああ、異国の味を知りたい…」と想像を巡らせる

モノの話ではそんなに傘って無くすか?と不思議になったり(田舎ゆえかも)自分専用に作ってもらえる万年筆が欲しくなる。そんなに使わない気もするけど。でも「作ってもらう為にわざわざここまで来ることは無いと思うし」という言い訳は強い

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館本
感想投稿日 : 2023年3月15日
読了日 : 2023年3月15日
本棚登録日 : 2023年3月15日

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