忙しい日でも、おなかは空く。 (文春文庫 ひ 20-2)

著者 :
  • 文藝春秋 (2012年2月10日発売)
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本棚登録 : 764
感想 : 60

2022.10.22 読了。

題名に惹かれて読んだが、自分の「今、読みたいもの」とは完全に違っていたなと思った。自分の気持ちとタイミングがあっていればきっともっと素敵な作品だと感じられたかもしれない。
「忙しい日でも、おなかは空く。」=「忙しい時でも簡単に楽しく」なのかと読み進めたら、どうやら=「忙しい日でも、丁寧にすれば楽しいことは身近にあるよ」という意味のように感じた。

忙しくクタクタな時にこんな余裕は自分は持てないなと感じてしまった。『日経WOMAN』連載時の「平松洋子のゆるゆる時間を食卓で」という題名の方がエッセイの内容に合っていたように感じられた。
解釈は人それぞれだし、こういったゆったりを求めている時に読めば心がときめくと思う作品。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年10月22日
読了日 : 2022年10月22日
本棚登録日 : 2022年5月1日

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