超絶面白かった。
看護師の端くれとして、ナイチンゲールの大まかな人生は知識としては知っていたが、その思想までは知らずに、読んだ著作も看護学校の授業にあった、看護覚え書きのみ。それでも、看護はアートであるとの言葉を忘れられず、現場で素晴らしい看護師に出会うたびに、やはり看護はアートだと思ってきた。
自分自身は決して感じたことのない他人の感情のただ中へ自己を投入する能力を、これほど必要とする仕事はほかに存在しない。このナイチンゲールの言葉はすごい。普段していることはこういうことだったのか、と納得。これをクリミア戦争の看護の中で見出すことの凄さ。共感という言葉が生ぬるく感じる。
看護覚え書き、再読したくなった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年1月19日
- 読了日 : 2024年1月19日
- 本棚登録日 : 2024年1月19日
みんなの感想をみる