眠れないほどおもしろい百人一首: あの歌に“驚きのドラマ”あり! (王様文庫 D 59-2)
- 三笠書房 (2013年10月28日発売)
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今までたくさんの古典文学を見てきたがそこにはたくさんの古典の世界ならではの慣習や地位などに対しての葛藤などを理解することができた。
バックグラウンドを知っているだけで全く見方が変わってくる。
やはり古典はどこまでも奥が深いのだと感じた。
特に印象に残った作品はとしては伊勢物語。
伊勢の斎宮がなぜ自ら在原業平のもとに来たのか漫画で読んだときは「何この女、結局自分から行くのかよ」と思ってしまったが、そこには悲しい運命にある二人の共感があったのだということがわかり、この斎宮に対しての視点が一気に変わった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月4日
- 読了日 : 2020年5月4日
- 本棚登録日 : 2020年5月4日
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