ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

  • NHK出版 (2014年9月25日発売)
3.87
  • (329)
  • (477)
  • (332)
  • (58)
  • (11)
本棚登録 : 5745
感想 : 465
5

最初に懺悔すると、ベンチャー・キャピタリストであるピーター・ティールがカッコいい!という単純な動機でこの本を読み始めました。笑
なので、毎度の事ながら低レベルな感想をお許しください。

有名なシリコンバレーの投資家、paypalマフィアと呼ばれるピーター・ティールの2014年出版本。
ブレイク・マスターズという人が、ティールの講義を聴講してまとめたノートがこの本の元になったそうです。
なので、ピーター・ティールという人物の生い立ちではなく、ティールが思う起業への考え方や世界の在り方などが、創業者、エンジェル投資家である視点で書かれています。
投資家は世界中のあらゆる市場や歴史を分析するので、地球規模なのですが、、、。
航空宇宙や人工知能、先進コンピュータ、インターネットなど革新的なテクノロジー開発起業のスタートアップに投資しているそう。
ベンチャー企業の創業者向けに講義していますが、主婦の私が読んでも分かりましたし、考え方が奇抜なので、面白かったです。
それにかっこいい、、、笑
paypalマフィアもそうですが、秀でた企業の創業者はおたくの集まりだと言っています。
次元が違う種類のおたくだと思いますが、なんだか親近感。

「競争は資本主義の対極にある」と考え、「独占企業」を推奨しています。
ライバルが沢山いる業界に参入するのは賢くない。
同業他社のいないゼロから1を生み出すにはどうしたらよいか、若い人達の発想力をフル回転させ、ぜひ読んで欲しい本です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年10月11日
読了日 : 2021年10月11日
本棚登録日 : 2021年10月11日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする