今まで幸福論にあまり興味がなかったけれど、多分福祉を考える上でも人の生き方という点においても重要なのかもしれないと思った。
2章(p80)
人が最初から欲求を諦めていれば欲求の非実現をなくせるし、欲求の水準を下げておけば欲求を実現しやすくなるが、そのことは当人のウェルビーイングを高めることにはならない
「適応的選好形成adaptive preference formation」
ノルウェー出身の社会学者ヤン・エルスター
単純に幸福度だけでは判断てきないということ。欲求を諦めて選択できる範囲内での実現だけを幸福といっていいのか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年5月13日
- 読了日 : 2022年5月13日
- 本棚登録日 : 2022年5月13日
みんなの感想をみる