「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)

  • 静山社
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あっという間に読み終わりました。

映画では語られず謎の部分を本ではわかりやすくしっかりと語ってくれています。
本当に壮大なスケール。1巻からの伏線を回収してくれました。

それにしても、これだけの長篇を読み終えたときって、とても寂しく感じます。もう彼らの行く道を辿れないんだ、もう会えないんだと思うと悲しくなります。そのくらい、この本の中の人物一人一人が素晴らしい魅力を持っています。

映画と比較してみると、本のハリーポッターと映画では感じが違うなあと思いました。特に物語後半で、17歳にしては映画版よりもっと子どもっぽい、好奇心旺盛な人のように思えました。翻訳の難しさは承知ですが、原作のハリーの人物像と同じなのか疑問に思えました。

海外の本を読んでいて感じるのは文化の違いです。ハリーポッターにおいても、ハリーたちは、よく皮肉を言い合いますが、それは少し理解できませんでした。

やはり名作でした。映画で納得せず、小説で読んどいて正解だなと感じました。児童文庫としても適切ですが、内容的には大人よりだなと感じます。大人が読むべきものです。

次巻、呪いの子、早速読もう思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年4月21日
読了日 : 2020年4月21日
本棚登録日 : 2020年4月21日

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