東京の副知事になってみたら (小学館101新書 88)

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  • 小学館 (2010年6月1日発売)
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BOOKOFF店舗でかなり前に買って積読していた本を今回読了。

都知事だった2013年に議会でカバンに現金の束に見立てた発泡スチロールを入れようとして汗をかいている姿がチラチラするけれど、副知事だったのは石原慎太郎が都知事だった時だ。

猪瀬直樹の著作を読むのは「ミカドの肖像」を学生時代に読んで以来だ。「ミカド〜」を読んで以来、いい印象があったのでこの本も手に取ったのだと思う。

政策を場当たり的ではなく、データと数字、これまでの経緯と先を見通して立案する力のある人だと感じた。そういう有能な人が、権力闘争なのか足の引っ張り合いなのかそういったものに巻き込まれて失脚するのは残念だと思ったが、あとでWikipediaを調べたら今は参議院議員らしい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年2月3日
読了日 : 2024年2月3日
本棚登録日 : 2024年2月3日

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