東條英機 「独裁者」を演じた男 (文春新書 1273)

著者 :
  • 文藝春秋 (2020年7月20日発売)
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本棚登録 : 245
感想 : 22
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辻さんの「ガダルカナル」に書いてあることを参考文献にもってくるのは、どーかと思うんだけどw
それに、鈴木貞一氏の「朝日号」は富嶽の勘違いではなく、キ-77の勘違いでは?
朝日新聞がからんでいる長距離飛行機なので、この機体のことを言っていると思う。
富嶽なんて知っているわけがないw
ロシア戦争の戦訓で火力軽視が生まれたとする説は寡聞にして知らないが、どこからその結論をもってきたのだろうか。

一ノ瀬先生の本は好きだけども、この本はかなり荒い感じがした。ザラツキを多く感じたし、そもそも東條英機の再評価は手垢のついてしまった内容ではないかと思った。
一般啓蒙レベルではそうでもないのかなぁ~

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史ノンフィクション
感想投稿日 : 2020年10月10日
読了日 : 2020年10月11日
本棚登録日 : 2020年10月6日

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