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うん、面白い。さらさらと読みやすい。
日常を非日常に帰る手腕が自然で、いつのまにか引き込まれる。
短編5作入ってるけど、どんどん人間の世界から離れていくのがおもしろかったな~。
忘れてしまうだろうっていう一言がいい。
お気に入りは、
迷走のオルネラと鸚鵡幻想曲。
オルネラは最初よくわからんな~という入りから、徐々に紐解かれていく感じがいい。こういう復讐もあるのね。
鸚鵡幻想曲は、発想が素晴らしい。触りたくなっちゃう。
こんなアイデアどっから出てくるのよ、しかも作者は最初の不審者に話しかけられるからどんどん書き始めたらしいし、筆が踊って作品が勝手にできるとはまさにこのことかな。
20191013
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年10月13日
- 読了日 : 2019年10月13日
- 本棚登録日 : 2019年3月10日
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