・戦いにおける歴史的指南書。現代社会にも通じるところが多い。
①戦いのゴールを見失わないこと。
孫子内では、戦う必要がない場合には戦わないことを推奨している。これはその国
の主、もしくは軍の将軍として何が目的かを常に正しく捉え、決していたずらに戦
を仕掛け仮に勝利を納めたとしても、その効果が薄くかつ多くの犠牲を払った場合
には、本来の目的である国を拡大することからは遠のくというもの。ビジネスにお
いても、常に最終目標を定め、それに貢献することは行い、そうでないことはやら
ない・時間を使わないということの大切さを認識させるもの。くだらない責任のな
すりつけ合い、プライドを守るための発言・作業は避けるべし。
②相手をよく観察するということ。
戦う前に、確りと相手や状況を観察し、自身の打ち手を決めることが重要。相手や地形等の状況によって自身の振る舞い方を変え、効果的に攻め込むことを推奨。現代においても、相手、すなわち部下同僚上司外部アドバイザー顧客の状況を見極め、何を考えているか、次のアクションは何かを予想し、それに対して打ち手を打っていく必要がある。決して自身の状況だけで打ち手を決めてはいけない
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- 感想投稿日 : 2021年11月7日
- 読了日 : 2021年11月7日
- 本棚登録日 : 2021年11月7日
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