一気に読めた。面白い。
結局ドキュメンタリーというのは世間で認識されているほど“事実”に忠実でないわけで、そこには大きな制作者の作為が入っている。その作為こそが視聴する側が一番面白がるべきところで、作り手の意図を汲み取り、受け取ったメッセージで他の制作者との差別化を図ることの必要性がある…その根拠をもう少し書いてほしかった。(一言でいうと、媒介する人間の必要性って何?)
“やらせ”かどうかは制作者の判断に委ねられる。っていうのがとっても面白かった。
この本が書かれた時代と今は、状況が違っているけども、本から伝わる葛藤はこの時代にもまだ残っていると思う。森さん、コロナをテーマに何か作ってくれないかなーーー!!!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年9月28日
- 読了日 : 2021年9月28日
- 本棚登録日 : 2021年9月28日
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