アシリパと合流を果たした杉元一行が樺太アイヌの集落でお婆ちゃんの口噛み酒団子でほっこりする件から始まる本巻。敷香で日用品やらお気に入りの味噌を買い出ししていたところで白石がまた痛い目に。災難過ぎるよ。尾形か?という緊迫感の後、杉元が犯人をロックオンした先に向かうと…また、ほっこり。前の巻で足りなかったほっこり多めに感謝。
その後のエピソードで出てくるシネマトグラフを知ったアシリパさんが大活躍。ここで以前読んだアイヌ童話集で散々現れたパナンペじいさんとペナンペじいさんの話が出てきて笑った。そうなんですよね。この話に共通するテーマは面白いです。
でも、巻末に向けて、色々驚く裏事情を知ることとなり、考え込むことになります。
アシリパ、杉元、運命に負けるなよ!というところで続きます。え?白石は大丈夫?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年9月4日
- 読了日 : 2023年9月4日
- 本棚登録日 : 2023年9月4日
みんなの感想をみる