歴史や民話に伝わる王昭君とは違う作者独自の解釈の王昭君が描かれています。派手な戦闘や権謀術数はありません。ただ一人の女性が異国へ嫁ぎ、子をうみ、生きたお話。個人的には二番目の旦那さん、若鞮単于とのどこかとぼけた夫婦の会話が好きです。彼女は宮廷で見つけられなかったものを、草原で見つけたのでしょうか……。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2010年1月29日
- 読了日 : 2010年1月29日
- 本棚登録日 : 2010年1月29日
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