5000日後の世界 すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる(「世界の知性」シリーズ) (PHP新書)

制作 : 大野和基 
  • PHP研究所 (2021年10月15日発売)
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帯に書いてるのは「ビジョナリー(預言者)」。それはそうなんだけど,ケヴィン・ケリーを初めて知ったのは、二十年前に大学のときに課題で与えられた洋書の人。その時から今後の社会がどうなっていくのかという視点を与えて続けてくれていると思っている。本書はそんなケヴィン・ケリーの本書のためのインタビューを一冊にした本。ARの話とかAIの話とかもいろいろ書かれているけれど,ポジティブ過ぎず,ネガティブ過ぎず,それでいて今後の社会に期待をさせてくれる内容に勇気づけられる。そして日本の読者向けの本なので日本の特徴や今後のヒントも書かれていているのもいい。その視点で考えてると,海外では~という論調にはあまり意味がなく,日本は日本の生きる道を探ってほしいと思うし,自分もそうありたいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養・ビジネス書
感想投稿日 : 2021年12月12日
読了日 : 2021年11月23日
本棚登録日 : 2021年11月14日

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