山岡荘八には司馬遼太郎とは違った面白さがある。
司馬遼太郎は第三者視点で物事を描き客観的に歴史の全体像が追えるのに対して山岡荘八は一人称で進んでいく。
その一人称視点が丁寧に繊細に描かれているため、物語にとても引き込まれる。
梵天丸時代の政宗像がこんな風であったのかなとここでの問答が政宗の思想に繋がっていったのは間違いない。
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- 感想投稿日 : 2024年2月15日
- 読了日 : 2024年2月2日
- 本棚登録日 : 2024年2月2日
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