孤独のチカラ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2010年9月29日発売)
3.76
  • (80)
  • (131)
  • (106)
  • (22)
  • (4)
本棚登録 : 1474
感想 : 144
4

「ぼっち」という言葉が子どもの頃から私は耳にしていた。
ずっと思っていた。1人でいることはそんなにいけないことなのかと。どうしても1人というのはネガティブな印象を受けてしまう。
子どもの頃から人は群れることを好む。大人もそうである。人付き合いが悪い、愛想が悪い、コミュ障なんて言葉もある。
人と関係性を作る上である程度の愛想や、会話のやり取りは必要だが、それと1人が好きなことは全く別物ではないか。

孤独の力。題名通り1人で過ごす時間。それは内省しかり自分と向き合う時間ではないだろうか。人といるだけでは育めない、大拙な時間であると思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月10日
読了日 : 2024年3月2日
本棚登録日 : 2024年3月2日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする