ビジネスマンのための「行動観察」入門 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2011年10月18日発売)
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1.自分が今後、人間分析で深めなければならないポイントは?この本を通じて自分の振り返りを行っていく

2.行動観察とは、ありのままの生活を観察し(現実をとらえる)、問題をしっかりと把握することです。なぜ行動観察が重要かというと、①言語化されていないニーズやノウハウを抽出できること、②社会通念のバイアスを排除できること(先入観の排除)からです。つまり、現場から新しい発見を偏見なく収集できることが有効な点と著者は述べています。
これを踏まえ、第2章では著者が携わってきた案件を紹介しながらワ-キングウーマンや残業代の軽減などあらゆる事例が紹介されています。

3.自分に足りないところは、一度考えることでした。著者の言葉で言うとobserveではなくseeでしか物事を見ていなかったため、わからないのループ、浅い思考での理解にとどまっていました。自分の持ってる知識を結び付けてはいたものの、それがあっているのかを検証する作業が甘くなっていました。ここで臆せず人に聞いたり、再度考え直して、立ち止まって考えることをしていきたいと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年1月22日
読了日 : 2022年1月22日
本棚登録日 : 2022年1月18日

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