中野重治詩集 (岩波文庫 緑 83-1)

著者 :
  • 岩波書店 (1978年12月18日発売)
3.25
  • (2)
  • (0)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 92
感想 : 5
2

プロレタリア文学の詩人として名高い中野重治だが、作風が初期より次第に変化しているように思う。「雨の降る品川駅」が代表作という。当作品は惜別の歌だが、完成度が高く、中野が鋭敏な感性の持ち主だということが分かる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 詩·短歌·俳句
感想投稿日 : 2023年2月9日
読了日 : 2023年2月9日
本棚登録日 : 2022年5月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする