プロレタリア文学の詩人として名高い中野重治だが、作風が初期より次第に変化しているように思う。「雨の降る品川駅」が代表作という。当作品は惜別の歌だが、完成度が高く、中野が鋭敏な感性の持ち主だということが分かる。
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カテゴリ:
詩·短歌·俳句
- 感想投稿日 : 2023年2月9日
- 読了日 : 2023年2月9日
- 本棚登録日 : 2022年5月21日
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