執筆時である2005年から17年経った今なお豚の臓器移植が成功していないのだからよほどハードルが高いのだろう。学部長が汚職まみれというのはお約束とは言え中々ダイナミックな原因だった。伏線の貼り方は露骨だったしもう少し主人公以外を丁寧に描いてもいいのではと思うが題材が面白くカバー出来る範疇だと思う。
ただ誰も彼もが心臓を灰にしてしまう、という慟哭は印象深い。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年6月17日
- 読了日 : 2022年6月17日
- 本棚登録日 : 2022年6月17日
みんなの感想をみる