藁の楯 わらのたて(通常版) [Blu-ray]

監督 : 三池 崇史 
出演 : 大沢 たかお  松嶋 菜々子  岸谷 五朗  伊武 雅刀  永山 絢斗  余 貴美子  藤原 達也  山﨑 努 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.23
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4548967007312

感想・レビュー・書評

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  • やはり小説の方が面白い。

  • 面白かった。なんでやねんと思う部分もあったけど、まぁええかとなるくらい。

  • 原作を読んでたらもう少し違ったのかな。
    設定が良いけど、それ以上に何かあるようにあまり感じられませんでした。
    出てる役者さんの演技は凄いのだけど、お話がなんとなく薄く感じました。

    大沢たかおは好きな俳優だし、藤原竜也の演技も流石。演技が上手い分、お話の煮詰め不足が気になりました。

  • 2013年 日本

    「この男を殺してください。御礼に10億円差し上げます。」前代未聞の新聞全面広告に、日本中が揺れた!広告主は巨額の資産を持つ財界の大物・蜷川。幼い孫娘を惨殺した男、清丸の首に懸賞金を懸けたのだった。命の危険を感じた清丸は、潜伏先の福岡で出頭する。全国民の殺意が向けられる中、48時間以内に清丸の身柄を警視庁に移送するため、5人のSPと刑事が選ばれた。護衛対象は“人間のクズ"。一般市民、警察官、機動隊員までもが執拗に命を狙ってくる中、命懸けの移送が始まる。見えない暗殺者から逃げる為、護送車、救急車、新幹線と次々と移動手段を変えても、なぜか、ネット上のキヨマルサイトには移送チームの居場所が更新されてしまう。いつ?誰が?何処から襲い掛かってくるか分からない、誰が裏切り者か分からない極限の緊張状態が続く・・・。はたして、人間のクズを命懸けで守る事に価値はあるのか?それが“正義"なのか?SPチームは無事に清丸を警視庁に移送することができるのか?
    設定は面白く、様々な人物から狙われる中で清丸を守るSPたちの緊迫したシーンはなかなか良かったです。が、どうにも陳腐なところが多くてリアリティがなさすぎる。防弾チョッキもつけないSPや護衛する刑事なんて聞いたこともないし、エリートである彼らが隙を見せて殺されるなんてどうにもヘンテコ。だいたい最後の蜷川が堂々と清丸に近づいてくるシーンは、いくら何でも放置しすぎでしょう。銘苅に任せろと言われたからといっても、普通そこで襲い掛かるだろうなと考えが及ぶでしょう!見え見えすぎてさあ・・・。
    結局、銘苅はなんで清丸を殺さなかったのか分からなかった。妻だったらきっとこう言うだろうという妄想に必死ですがって「人を守る」仕事を続けてきた彼は、こうでもしなければ生きていけなかったと言う。だけど、護送した清丸は死刑判決で死ぬわけですよね。結局のところ死ぬ人間を守って、何だったんだろう。つらくならないのかなぁ?白岩の子供を引き取っていくエンディングだったので、命は助かって良かったですが・・・何ともいえない終わり方でもやもやしました。それが監督や原作者の狙いなのかもしれないけど、何度も見返したい作品ではないかな。
    とまあ結構ひどい評価ですが、藤原竜也の演技はやっぱりすごい良かったです。この狂ったような殺人鬼の不気味さをよくここまで表現できるものですよねえ。主役二人がかすむ勢いでした。
    あとどうでもいいけど、主人公の名前が珍しすぎるって小説ではいいけど映画はやめた方がいいですね。せめて1回くらい名刺などの小道具使って字面を見せるべき。最後まで銘苅っていう苗字が聞き取れなくて分からないという衝撃の作品でしたw

  • 誰も信じられない。10億欲しいな。

  •  ある日の新聞に前代未聞の新聞広告が掲載される。男の顔写真と共に、「この男、清丸国秀(藤原竜也)を殺した者に懸賞金10億円を出す」。孫娘を清丸に殺された財界の大物・蜷川隆興によるものであった。逃げていた清丸は匿われていた仲間に襲われたことですぐに福岡の警察署に出頭してきた。清丸は警視庁のある東京へと移送されることになったが、これが思いのほか大変なことがわかった。留置場の警察官が清丸を殺そうとして「未遂でも1億を払う」をいう蜷川の声明を受けたことを発端に、病院の職員、機動隊員、移送に使うはずの飛行機を整備している整備士など、ありとあらゆる人間が清丸を殺そうと目論むことになってしまったのだ。そして無事に生きた状態で清丸を東京へ移送するため、異例ながらSPがつけられることになる。自身も2度目の飲酒運転をしていた加害者に妻を殺された経験をもつ銘苅(大沢たかお)と幼い子供がいるシングルマザーの白岩(松嶋菜々子)がメインで警護にあたることになるが、清丸は決して自身の行いを悔いている様子がなく、”こんな奴を護る意味があるのか”と常に自問自答しながら、清丸を警護する。

     さすが、こういう役をやらせたら右に出る者はいない藤原竜也。なんかもう本当に、無常というか、虚しさを感じる。自分が守らなければならない人間が本当にどうしようもないクズだったら、ここまでできるSPが本当に存在するだろうか。しかし蜷川の出したルールで、”有罪を受けなければならない”という必要性がよくわからなかったのと、財力でそこまで何でもできるのに、最後だけえらくアナログだったというか、そんなによたよたで目的が達成できるとは到底思えない。絶対殺し屋でも雇った方が早いでしょうよ。まぁ、三池監督らしい映画だったなぁという感じ。

  • レンタル
    ストーリー、演技、共に良かったんだけど、所々、滑舌が…気になって…
    でも、また見たくなる

  • 最後、犯人に怒りがこみ上げてくる程、熱中して観てた。藤原竜也の演技は、ほんと好き。

  • 憎しみと復讐の連鎖を止める事は難しい。

    正義は時に、欲望も正当化させ得る。

  • 予想以上に好みの作品だった。蜷川老人のあの言葉はここで効くのか、とか。幼女を殺害した清丸(藤原竜也)がクズ中のクズだから余計に仲間割れを誘発したり。10億円の懸賞首とか漫画かよって見る前はつっこむ気満々だったけど、至るところでうまいなーと思わせてくれる映画だった。
    不明な点もあるけどね。

    あとやっぱ藤原竜也は良いです。

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