事情を知らない転校生がグイグイくる。(7) (ガンガンコミックス JOKER)
- スクウェア・エニックス (2020年11月21日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784757569485
作品紹介・あらすじ
大人への準備期間は、けっこう短い。
クラスメイトにからかわれてる女の子・西村さんの日常は、グイグイくる転校生の高田くんに変えられていく。
冬休みがあけて3学期、5年生もあと少し!
バレンタインで笠原さんと恋のバチバチ勃発?そして6年生を送る会で、来年の自分の姿を想像する西村さん…。
Twitterで話題のハートフルストーリー!【WEB掲載分】+【ガンガンJOKER掲載分】+【新規描き下ろし】7巻もボリュームたっぷりでお届けします。
感想・レビュー・書評
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一年終わって春休み。
死神と言う渾名をつけられ、からかいの対象だった少女。
この小学校五年生と言う一年は、一人の少年の登場と振る舞いにより、救われ、鮮やかで暖かな思いをもって振り返る一年になったであろうこと。
卒業生とのお別れの会での合唱シーンは、これまでの蓄積が別れや成長と言った言葉に前向きな意義をもたせることに成功していると思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「死神」というあだ名を付けられイジメの標的にされていた内気な女子小学生が、1人の転校生との交流によって前向きに成長していく姿を描く。
本巻で描かれるのは5年生3学期のエピソードPart2で、節分から春休み終了までの約2ヶ月。茜の1年が終わる。
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メインとなる話は2つ。バレンタインデー編と卒業生を送る会編。茜はかなりしっかりしてきた印象。
バレンタインデー編の主役はすみれ。もはや大地を差し置いてNo.3の扱いです。しかしイイ子だなあ、すみれちゃん。ネコ好きだし。
ところで、ホワイトデーはどうなったのか、知りたい。(太陽や大地はニブいからなあ)
卒業生を送る会編は、卒業生の気持ちをわが身に置き換えることで、茜が ( この1年間でできた初めての ) 友との別れに思いを馳せるというストーリー。茜の内面が深みを増す出来事としてうまく描かれていました。
その他の日常編では、海美が太陽と茜の関係を「恋」だと断定している話と、仲良しグループでプリクラを撮る話が印象に残りました。
ともあれ、茜にとっては人生の大きな節目となる1年が終わります。イジメっ子のザコキャラも勢いがなくなってきたし、6年生編の茜の飛躍が楽しみです。 -
初版 帯
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突っ込みとぼけの切れ味は、ジャックナイフ並みなのに、それも含めてほんわかした空気感を保つのは、流石だなと思った。
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関係性が広がっていく展開が好きすぎるのでとってもいいんすよ。もう7冊よ。いいっすね
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6年生になるけど、いくつくらいになるまで続けてくれるのか?もうずっと続けて欲しい。