主人公が昔の自分達と似た境遇にいる男女を救い出した後、心から笑う場面が印象深い。
人に喜んでもらえると自分も嬉しいという、任侠の心はいつの時代でも逆転しない普遍的な価値観だと思う。
愛と金というテーマが貫かれている重厚な物語の魅力は、登場から一世紀経っても衰えない。
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- 感想投稿日 : 2021年10月3日
- 読了日 : 2021年9月22日
- 本棚登録日 : 2021年9月22日
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