空棺の烏 八咫烏シリーズ 4

著者 :
  • 文藝春秋 (2015年7月29日発売)
4.12
  • (155)
  • (202)
  • (86)
  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 1195
感想 : 189
3

やっと面白いと思った。雪哉がいろんな意味でパワーアップ(笑)
しかし、人称の切り替えが上手くないので、途中誰視点なんだか混乱。。。三人称に徹して、もう少し客観視しながら構成してもらえると、いきなり話がとんでもついていけるかも。
ブツブツ感が否めない。

単や主のような変にトリッキーなことしないで最初から素直にこの世界を掘り下げて書けばよかったのに。
そもそもの設定が魅力的なんだし。

だからこそ、伏線的に単が活きる、、みたいな。
本編への絡みがうすいからなんか浮いてるんだよね。そこからのスタートってのが。

ただ、次巻は0エピソードでそもそもの世界の始まりが描かれるようなので(タイトルも姫だし)シリーズとして、その辺がうまく収拾されることを期待。「だから!」と納得させておくれ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー系
感想投稿日 : 2016年2月6日
読了日 : 2016年2月6日
本棚登録日 : 2016年2月6日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする