猫が猫語で書いた(という設定の)人家乗っ取りのための教科書。猫と暮らしたことがないので、猫に骨抜きにされてしまう人間の心理というものについて、とても興味深く読んだ。読み終わる頃には「猫と暮らすのも悪くなさそう」という気分になってしまうのは、訳者(という設定の)ギャリコの巧さなのだろう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年10月2日
- 読了日 : 2022年10月2日
- 本棚登録日 : 2022年9月22日
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