執筆時点の予想が後におお外れしたエコノミストの本は、古本屋さんでただみたいな値段で売られています。
「円安がくる」
の予想を根拠を知るために読んでみました。
インフレには「物価インフレ」と「資産インフレ」があって、バブル期は小売物価が変わらず、不動産をはじめとする資産のインフレが狂乱状態にまでなったものだ、との見解を初めて知り、納得。
すると、現在のデフレは日常生活品のデフレに目がいき、ユニクロだ吉野屋だと安売激安がいけないみたいな分析だけだとまだ浅そう。
資産のデフレはほんとにすごく進みました。
ただ、本当の意味で資産のデフレだったのかはまだ検討の余地ありかも。
最近の新築マンションを見に行くと、建具がぺらぺらだったり、どう考えても非熟練者が作業できるような資材ばっかりで作られてるところが目につきます。
何がデフレ、って人間がデフレだったのかなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2011
- 感想投稿日 : 2011年5月5日
- 読了日 : 2011年5月5日
- 本棚登録日 : 2011年5月5日
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