NHK連続テレビ小説「あぐり」の原作だそうです。
あぐりさんの
あっさりさっぱりとした性格、
辛抱強く耐える力、
時代、
家族、
というものが描かれています。
15歳で知らない相手と結婚させられたり(当日まで結婚すると知らないままで^^;)
小さな我が子と引き裂かれたり、
当時は珍しい洋髪美容をしたり、
女性が職業を持ったり、
夫が浮気したり家にいなかったり、
子供が病弱だったり、
夫が莫大な借金を残して若死にしたり、
戦災にあって焼け出されたり、
いやぁ、、、本当に良くそんな中で奮闘してきた女性です。
芯が強く、細かいことにこだわらない人だから
やってこれたんだろうな、、、、と。
それから、「こんなもんか」といろいろなことを
受け入れて、逆らわずにきたところも
彼女らしいのだと思います。
のちに、再婚して穏やかな安らげる家庭を持ったようで
それがよかったかぁとホッとして読み終わりました。
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2007年7月28日
- 本棚登録日 : 2007年7月28日
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